引き続き新型コロナの報道について考えてみる。

今日はダフィーカイロです。

前回の新型コロナの騒動の記事について、引き続き思うことがあったので記していきます。

 

 

自粛と感染者数について

今日は4月13日ですが、ここ何日か報道やネットでよく出るセリフ。

 

「東京で自粛要請が発令されて1週間経つが、感染者数は減らずに増えてる」

 

それに続いてこんな意見の言い合いが起こります。

自粛を守らず外で歩いている若い連中がいるせいだ、とか。

年配者の方が出歩いているだろー、とか。

 

ん~?これ不思議に思いません?

 

だいたい、新型コロナ感染発覚のパターンはこんな感じでは?

➀感染してから発症まで翌日~7日くらいが一般的。

➁発症当初はちょっと咳がでるな、体の倦怠感がでるな、微熱がでるな、と思うが、今病院行くと逆に病気伝染されるので、ちょっと様子見るかと自宅で静養。

➂2~3日経っても病状かわらないので医療機関に受診してみる。肺炎を起こしてないと「風邪でしょう」と言われ返される。

➃また2~3日して症状変わらない、もしくは悪化したので医療機関に再受診。ちょっと、怖くなったので「コロナじゃないですか?」としつこく尋ねると、「保険所に連絡してみて」と言われる。

➄保健所に連絡すると、「感染者と濃厚接触しているか?」「最近の海外渡航歴あるか?」と聞かれ、なければ医者と相談してみて、もしくはそのまま様子見で、といわれる。

➅再び数日して症状が悪化、もしくは変化がなく、気になったので別の病院に行き、しつこくPCR検査するよう頼んだら医師から保健所に連絡してくれて、保健所からPCR検査できる医療機関を紹介される。

⑦翌日、検査を受ける。

⑧数日後、陽性の連絡を受ける。症状が軽ければそのまま自宅待機。

 

youtubeやfacebookなどで、一般人や芸能関係者のコロナ感染の体験談を語ってくれているのが、最近ちらちら見ることができます。それらをまとめると上のようなパターンが多いみたいです。

これだと感染から判明まで2~3週間くらいかかってしまいますよね。

自粛したからって、すぐに数値として成果が出るものではない。今、新たな感染者数として判明しているのは2~3週前に感染した人々であって、自粛した成果はもっと後で出てくるのではないかと私は考えていたのですが、私の認識が何か間違っているのかな?

 

自粛要請を無視している世代って?

前回の記事で【中庸】の心持ちでいよう、と提案しました。

あんまり感情的になって他人の言動に批判的になるのはどうかな~、みたいな。

でも、最近、その気持ちも分からなくもない。

 

3密=「密閉」「密集」「密接」が揃わない条件、具体的に言うと野外で人がスカスカの距離になってれば、まあまあ良いんじゃないでしょうか。多数の人が同じものをベタベタ触っているようだと問題ありですが。

ですが、今日必要なものがあってホームセンターに行ってきましたが、駐車場はほぼ満車、中も普通の平日より人がいたのではないでしょうか。ちょっとビックリ。

他の店が自粛で閉まっていて、ホームセンターは自粛要請に入ってないため、人が集中してしまったという可能性はありますけどね。

 

そのほかでもあんまり自粛感が感じられないっていうところがあります。

 

今回のこの自粛要請施設の基準て、要はクラスターを発生させないようにしようというのが根幹にあると思うのです。クラスターが発生しなければ、感染者数のピークを低く抑えられ、それが医療体制の許容を保てると考えられるからです。

その点で言うと、

自粛要請施設には学習塾や教室が入っていて、延べ床面積1000平方メートル以上の施設が対象になっています。でも、これって塾や教室ではまあまあ大きい施設でないですか。坪数でいえば300坪くらい、畳600枚分くらいになります。

床面積が大きい施設は人がそれだけ多くいるであろうという想定で決められていると思います。

ですが、私が考えるに

密集度の方が大事ではないかな、と。

100坪のところに30人いるより、30坪のところに20人いる方が人の密度が高くなります。狭いところに多くの人が集まる方がクラスター発生リスクが高くなると考えられるからです。

 

東京都から自粛要請対象施設の具体的業種がしめされました↓

東京都防災ホームページ 自粛対象施設FAQ(令和2年4月13日19時00分)

神奈川県知事も東京の決定に準じるとして同じような設定にしています。

神奈川県ホームページ 施設の使用停止及び催物の開催の停止要請

 

塾やダンス教室など、300坪を満たないところでも自主的に休業しているところもありますが、お構いなく開いているところもあります。

普通に多数の児童が通学している塾。子供が進んで塾に来たがっているのか、親御さんが行くよううながしているのか。

ウチの近くのバレエ教室は20坪くらいのスペースに、昼は40~60代の主婦の方々が10名くらい、夕方以降は学生達が密集して、以前と同じように講習が開かれています。本当、モラルを疑う。

塾ならプリント渡して自習してもらう、疑問点や指導はメールのやり取りやスカイプでできます。ダンス教室ならパーソナルトレーニングの個別指導でやれば多人数の接触は避けられるし、スカイプなどの遠隔指導という方法もあります。やり方は工夫の余地があります。

その他最近、これまたよく見かけるのが、休校になっているせいか、サッカーや野球のジュニアチームで子供達が何十人も集まって練習しているところ。あれも指導しているのは大人達です。

 

このような様々な事例をみていくと、

若い連中が自粛の自覚が少ない~とか

年配者が自粛の自覚が少ない~とか

テレビで報道されていましたが、

関係ないですね。

30代も40代も50代も、みんな一緒でしょ。自分に都合が良いように適当に解釈して行き過ぎた行動しているし、特に趣味・遊興関連でお構いなしで開催されている一部の施設には驚かされる。

このような事態を見かけると、人々が悲観的な感想を持つのも分かる気がします。

 

最近の報告があります。

米疾病対策センター(CDC)が4月10日にオンライン雑誌上で発表した報告によると、中国武漢の医院の集中治療室と一般病棟で、物体表面サンプルと空気サンプルを採取し、コロナウイルスが患者の4メートル離れたところまで到達することを確認したそうです。これはくしゃみなどで放たれる飛沫は数秒以内に2メートルくらいで落下するものだが、それではなく、エアロゾル化し、数時間空中を漂っていることを示しているのです。ただし、これは空気感染を引き起こしているのかは不明とのことです。

こういう報告を目にすると、自分が如何すれば良いか自ずと分かってくると思います。

 

新型コロナウイルス感染が本気で話題になってきたころ、「正しく恐れるように」と言われました。最初に聞いたときは、何か曖昧な表現だな~、いい加減だな~、なんて思いました。でも、今思えばホント、それ。って感じです。

頃合いとか、バランス感覚とかが大事ではないかと。考えに変なバイアスをかけず、取りあえず状況を客観的に見るように努力する。前回も述べた「中庸」ですね。

 

まとめ

今回も前回に引き続き、コロナ関連で思うことでした。

また、しばらくしたら状況が変わっていると思います。

皆様も、できる範囲いいので「健康で文化的な」生活が過ごせますように工夫してみましょう。

では、今回はこの辺で。

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