掘っ立て小屋で営業していても人が来る施術を

【今回の記事はブログ統合のため、他ブログより転載しました(初出2018年2月)。】

 

 

「掘っ立て小屋で営業していても人が来る施術を」

っていうのが理想です。

 

病院のように1回行ったら診察が終わるまで、そこで何時間も居るというような空間ではないですからね。エステのような華美な内装はいらない。必要なものが揃っているなら、それでいい。

施術環境で大事なのは、温度管理がちゃんとできること、やかましくないこと。

暑い、寒いは施術される方も、する方も、シンドイですからね。

あとは清掃が行き届いていれば問題ないと思いますけど。

 

何でこんなことを考えたかというと、たまたまネットの記事でみかけたもので

「具合が悪くて行っているのに、何時間も無機質な建物の中に居ると、よけいに気が滅入る。病院はもっと内装に気を使うべき」

という趣旨の意見を見かけたからです。

 

基本、病院と施術院では内容が違います。適切な施術をするならばそれほど時間はかからない。

過度な内装にお金をかけるくらいなら、施術の腕を上げることに投資したほうが良いのです。

 

人に必要とされて、それこそ人里離れた掘っ立て小屋でもクライアント様が探してくる、っていう施術院が究極の理想像です。

 

今より全然、施術院の数が少なかった昔は、よくこんな施術で人がくるな~と思えるような施術者のところでも、まさに上記のような人が押しかけるという状況がありました。しかし、これだけ施術院が増えた現在では、それでは難しいようです。

 

「人里離れた」とまでは行きませんが、看板もなく、外からどこにあるかも全く分からない「雲隠れ」状態の当院も似たような状況です。

以前のテナント・ビルに入居していた時も入り口が怪しい雑居ビルの一角という感じで、飛び込みできた人が入り口前で躊躇してそのまま引き返す、というのを階段を下りる足音で伺い知ることがありました。

しかし今は、看板も一切出していないし、表札もないので、飛び込みさえできないという状況です。まあ、途中で躊躇して引き返すくらいなら、それほど必要性に迫られてなかったということだと思いますので、それはそれで問題ないと考えています。

当院は、当院の考え方や施術方法をよく吟味して、納得してから来院してほしいと考えているので、逆にあまり飛び込みはない方が良いのではないかと思っています。

 

シンプル・イズ・ベストですね。

余計なことを排除し、ヘルス・ケアを達成するという一点に目標を定め、ブレることなく活動しているればそのうち理想に近づくかなぁ、と考えています。

 

今回は、内装に関しての雑感でした。

では、この辺で。

 

 

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