今日は、神奈川県大和市の整体のダフィーカイロプラクティック南林間整体院の坂木です。

今回は、TMSと思しき症例のご報告です。

TMSとは、ニューヨーク大学医学部のジョン・E・サーノ教授が発表したTension Myositis Syndrome(緊張性筋炎症候群)という筋骨格系の痛みの発症に関する理論です。

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症例内容および経過

こらは以前あったケースですが、このクライアント様は慢性的な腰痛で、元来マラソンが趣味で毎日走って痛そうですが、走ると痛くなるのでやらなくなった、ということです。

起床時は痛みは無いが、出勤の電車に乗って10分もすると痛み出します。お仕事はデスクワークですが、勤務時間が長いようです。仕事中も座っていると痛くなってきます。

一般的な腰痛検査で陽性兆候が見える程度で、特別の所見は見当たらないので、基本的な骨格矯正や筋肉を緩めるような操作をして見ます。しかし、大して改善が望めません。

次に椎間板に対するアプローチをして見ます。これも特に反応を示しません。

もともとお体の柔軟性はある方なので、それが障害になっている訳でもなさそうでした。体が硬い人では、それが障害となり腰部に負担をかけている場合があります。

逆にヨガをやっていたりして、柔軟性がグニャグニャにある人で腰痛持ちの人も結構います。この様な場合、体を支える基礎的な筋力が弱い場合があります。

今回の場合も筋力的な要素が強いかな?と、体幹筋を刺激するエクササイズ的な事を試しに行ってもらうと、ちょっとやっただけで今度は下腹部に痛みが出てきます。

痛いのを無理してやり続けてもらうと、脳の中に痛みの記憶が固定化され、逆に痛みの増幅に繋がる場合もあるので、これも中止です。

こんな事を続けながら、色々痛みが改善する方法を模索していくと、どうも心因性の要素が強いのではないかと思えてきます。

転機

そんなこんなしていると、ちょうど年末年始休暇に差し掛かり、長期休暇を利用して仲間内で九州へ旅行にいかれました。

現地では、レンタカーで移動を行っていたため職場のときと同じように座り時間も長く、腰への負担も結構かかっていたと思われます。

しかし、現地では腰痛は一切でず、帰ってきてからも腰痛はなく、治ったとおっしゃっていました。

ところが、休暇明けの職場復帰の初日、電車に乗って10分もしない内に再び腰が痛くなってきたのでした。

その話をうかがって、T.M.Sがある、ということを説明させていただきました。

T.M.S.について

T.M.S.理論の骨格としては、心理的ストレスがあると交感神経が緊張し、血管の流れが悪くなることから虚血を起こし、特に弱い部分やもともと調子の悪かった部分などの痛みを感じやすくする、という病態があるということです。

特に腰痛を引き起こす要因として心理的要素は広く知られています。腰痛治療で有名な福島県立医科大学付属病院では、難治性腰痛に整形外科と精神科が同時に当たるというような事をNHKの特集で放送されていました。

今回のケースも精神面が深く関わっていたようです。どうしても腰痛が治りが悪い方は、そのような要因も疑ってみると良いと思います。

何か分からない事があれば、神奈川県大和市の整体【ダフィーカイロプラクティック南林間】まで、何なりとお尋ねください。

今回はこんなところで。
では。