首の痛みで来院②

今日は、神奈川県大和市の整体のダフィーカイロプラクティック南林間整体院の坂木です。

今回の症例ご報告は、首の痛みによりご来院されたクライアント様のケースです。50代男性の方で、2ヶ月間、首の寝違いの様な痛みが抜けず、お医者さんよりご紹介された方でした。レントゲン上では首の骨の右へ傾く配列が目立っており、その事が指摘されていました。

昼寝猫

 

経過

来院当初は、首を右に向けても左に向けても、反らしても左首スジに痛みが出ていました。中でも首を後にさらす動作が痛みを誘発するようです。また、首を左右に回す動きと、反らす動きでは痛みの出かたが多少違うようでした。

首の部分は細い、または薄い筋肉が何層にもなっていて、その奥にに骨や関節が存在しています。したがって、障害を受けている組織の違いが痛みの違いにも反映されます。今回の場合は、割かし表面の筋に近い部分に痛みが出ているようです。この筋肉は僧帽筋といい、脳から出ている脳神経と、首の運動神経との混合神経によって支配されています。

今回は副神経狙いで、首の一番上の骨と頭蓋骨との連結部分をターゲットに矯正を進めました。

2回目の来院時に初回で首の痛みが60%くらいに減ったとのことなので、2回も同様の方針で施術を進めました。首が右に傾いているので、正中にもってくるように修正したいのですが、左へ傾けると症状が誘発されるので、まず症状の改善を目指して矯正をしていき、ある程度、症状が軽減してから、首の位置の修正を加えると言う2段階の矯正順序を踏んでいく計画をたてました。

回を重ねるに従い、毎回、前回の症状の半減まで回復するので、それに沿って首の位置の修正の割合も順次増やしていきました。 5回の施術である程度、矯正が進んだので略治としました。

今回のケースでもクライアント様からこのような質問を受けました。

「これは、骨が悪かったのかね?筋肉が悪かったのかね?」

このようなご質問はよく受けますが、これは「骨が悪さをしていたかも知れないし、筋が悪さをしていたかも知れないし、神経が悪さをしていたかも知れません」としか答える事ができません。

それは、症状と言うものは複合的な要因で起こるもので、カイロプラクティックの手技も単独的な効果より、複合的な効果があるため、何が作用しているのかは現実的には断定しずらいためです。

このことについては当院の別ブログに載せてありますので、ご興味のある方はそちらもご覧いただけると幸いです。

>>>背骨のモーター・ユニットについて

何か分からない事があれば、神奈川県大和市の整体【ダフィーカイロプラクティック南林間】まで、何なりとお尋ねください。

では、今回はこんなところで。

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