今日は、神奈川県大和市の整体のダフィーカイロプラクティック南林間整体院の坂木です。

今回はめまいの症例第6弾です。

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今回の症状

今回のクライアント様は、もともと半規管・前庭神経系が子供の頃から弱いらしく、疲れが溜まるとめまいがしてくるとのお話でした。

今回は2週間前くらいからめまいがし出し、これと言っためまいを誘発する動作なども無く、普通に歩いていてもフワッとする事がある、との事です。

ご本人は、自律神経が不調だからと思っているようですが、本当に自律神経が不調かどうかは、実際検査してみないと分かりません。最近では「自律神経失調」という言葉も一般的になってきていて、多くの方が「自律神経が調子悪いから…」とおっしゃいます。TVや雑誌でも安易にそれに結び付けているような紹介をしていますからね。

カイロプラクティックの本場はアメリカであり、アメリカではカイロプラクティックは医療機関に属します。医療保険も適応します。そのアメリカでカイロプラクティックで訴訟の起こる事柄で多いのが次のような事例です。

常連の患者様で、よく頭痛を訴えてこられる方が、今回も頭が痛いと来院しました。また、いつもの頭痛だろうと高を括って深く考えずにいつもの施術をしました。後で脳梗塞での頭痛だという事が分かり、重要疾患を見逃し他という事で訴訟を起されました。

この逸話は、何でも決め付けず、リスクを疑ってかかれ、と言う事を物語っています。当院ではこの事を肝に銘じ、毎度の事ながら検査をかなり行います。またか、とクライアント様には思われるかも知れませんが、その事により体調改善の進捗状況も測ることができます。

 

検査内容

今回の場合も(自律神経失調っぽいけど)偏見を捨てて、めまいの検査を一通りして見ます。症状が軽い場合だと、検査をしてもほとんど陽性が出ない場合も多々あります。ただし、人間の眼球では、眼底の中心窩とよばれる直径1ミリほどのところがピントが合ってハッキリ見える部分で、そこをはずすと解像度がガクッと落ちます。したがって、ほんの些細な眼球のブレでもめまい感は感じられるのです。

今回も小脳系や前庭系などのバランスを司っているところは反応ないようです。自律神経系の検査も目立った兆候は見出せません。ただ、左目の眼球の位置(眼位)が外側にズレているのが気になります。optokinetic pattern test(視運動性眼振パターンテスト)でも右寄り気味。これは小脳系の目の動きの調節が上手くいっていない事を意味しますが、その他の小脳系テストは問題ありません。

ということで、どうも眼球運動がスムーズにいってい無いような印象です。ただし、ここで言っている事は病的な事ではなく、機能的なスムーズさの事です。自律神経的な確認で眼底鏡検査も行ってみます。動脈血管は通常、外からでは見れませんが(皮静脈は皮下に浮き出ているので見えますが)、眼底では直に観察する事ができます。そこで血管状態を観察する事で自律神経の状態を推し量ろうという訳です。

本来ですと、眼底鏡はコンタクトをはずしてもらって観察するものですが、いちいち外してもらうのもクライアント様が嫌がるケースがあるので、とりあえずそのまま見てみます。

あれ~、タンパクが浮き上がって見えますが。コンタクトに光が反射して中が良く見えん。話を伺うと、アレルギーらしくタンパクが出やすいらしい。それも目の動きに何らかの影響があるかも知れません。

 

施術方針と経過

これらの情報から、今回は頸部・頭部の調整メインで眼球機能の調整促進を図ります。そして、ホームエクササイズとして眼球運動をしてもらう事にしました。 

2週後に再来院された時には、めまい感は大分緩和されていたようでした。検査時にも眼位は正常になっていて、その他の兆候も正常になっています。ですのでその回は、疲れがあるとめまいが出やすい体質とのことなので全身ケアを中心に施術を行いました。

何か分からない事があれば、神奈川県大和市の整体【ダフィーカイロプラクティック南林間】まで、何なりとお尋ねください。

今回の症例報告はこんな感じで。

では。

 

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