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今日は、神奈川県大和市の整体のダフィーカイロプラクティック南林間整体院の坂木です。

今回より数回にわたり、今まで当院で遭遇してきた症例で、筋肉や関節が悪いと思い来院されたけれど、実は内臓が悪くて痛みが出ていた、というケースをご報告いたします。

内臓由来の症状は、原則的にカイロプクティックの不適応になります。場合によっては命にかかわるケースもあるので、まず内科を受診する事をお勧めします。

ケース1

原因不明で、突然、激痛が腰部(特に腰の上の方)に出る。痛みの部位が最初、腰の上に出ていたのが時間の経過に伴い下に降りてきて、最後、鼠径部(下腹部)に痛みが移る、という訴えでの来院。定期的に繰り返すとの事。

このような場合、結石が腎臓から尿路を下って膀胱の方へ移動している可能性があります。通常、腎結石や尿路結石は激痛で、脇腹辺りに差し込むような痛みを感じますが、結石が小さい場合は、そこまでひどい痛みを感じない場合もあるようです。

この場合、筋骨格系の施術をしても変わりません。まずは、10mm未満では自然に石が尿と一緒に排出されるのを期待して、水をいっぱい飲んでもらいます。膀胱まで行くとほとんどは自力で排出できます。無理な場合は体外衝撃波結石破砕装置を使い、石を砕きます。

統計的には男性の方が発症率が高く、原因は不明とされています。要因の一つには、食習慣が考えられ、尿の中に溶け切らない過剰な成分が固まるとされ、一番おおいのがカルシウムです。

結石を起こす人で再発を繰り返す人は、結石体質と言われ、そこに生活習慣が関連してきます。どんな症状でも再発を繰り返す場合、かなり生活習慣・環境が関連しているので、見直してみると良いでしょう。

ケース2

心臓病や腸閉塞など一般に腹部や胸など体の正面側に症状が出やすく、教科書的にもそのように書いてありますが、他の自覚症状が弱く、背中の症状を強く訴える場合もあります。

腸閉塞(イレウス)は腸の通りが妨げられ、消化物や消化液が溜まってしまい、腸が膨れてくる病気です。通常では、吐き気や嘔吐、腹部痛やお腹の張り感が主な自覚症状です。急性で症状も激しいと言われていますが、閉塞の原因の形成がゆっくり進行する場合、症状も激しく無いことがあります。

腸の通りが悪くなる原因は、腸の働きが悪くなる機能性イレウスと、腸同士や腸とお腹の中の内壁がくっついて、腸が捻じ曲げられてしまう機械的イレウスがあります。また、癌や回虫などのため腸内が塞がれても起こります。ほとんどの場合は、機械的イレウスが原因といわれています。

イレウスの場合は、絶食が必要で、結石と逆で水を飲むと悪化します。悪化すると腸の周りにある膜(腸間膜)の血管の締め付けも進行し、血行不良で腸が壊死する場合があり、命に関わる事もありますので、医療機関での受診が必須です。

まとめ

思い当たる原因もなく、急に強い痛みが出たとか、いつも感じるような痛みと違う「程度」や「痛み方」の症状(これを非定型的所見と言う)が出た場合は、まず医療機関で検査をしてもらう方が無難だと思います。

「別に病院に行って検査してもらっても、異常ないとよく言われるから行かない」とおっしゃる方が多いですが、「病院の検査で異常がない」というのも貴重な情報です。保険をかけると言う意味合いでも、まず重篤疾患を篩いわけすることは重要です。また、カイロプラクティックの不適応疾患に対し不必要な施術をする機会を防げる事になります。

何か分からない事があれば、神奈川県大和市の整体【ダフィーカイロプラクティック南林間】まで、何なりとお尋ねください。

今回はこんなところで失礼します。
では。